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転職の目的を明らかにする
Javaエンジニアへの一歩を踏み出す気持ちが固まったら、さっそく転職活動をスタートさせることになります。ただ、Javaは非常に汎用性が高く、求人も豊富にあるため、闇雲に求人を探していては時間だけが過ぎてしまい、効率的ではありません。色々な求人がある中で、本当に自分の希望する求人を効率よく探すためには、まずは転職の目的を明確にさせることが大切です。
たとえば、転職をしたいと思ったきっかけとして、今よりも年収を上げたい、スキルアップしたい、マネジメントのスキルを身につけたいなどが挙げられるでしょう。これらは立派な転職の目的です。この転職の目的がはっきりせず、うやむやにしたままで転職活動を行うと、求人を絞れずに長い間、転職先を探せないという状況も考えられます。また、本来の転職の目的とずれた転職先へ入職することで、後々ミスマッチが起こる可能性も十分にあります。そのため、まずは転職活動の最初の段階で、目的を明らかにするようにしましょう。
人によっては、転職の目的を複数持っている場合があります。特に、ベテランのエンジニアであれば、年収アップも希望するポジションへのキャリアアップも、はたまた福利厚生の手厚さもといった複数の目的を持ち転職活動をする人もいるかもしれません。そうした場合はどれも捨てがたく、全ての目的が達成できる条件の求人を探してしまいがちですが、ここは目的に優先順位をつけるようにします。転職するうえで重要だと思う順番に目的を挙げ、自分にとって何を一番重視するのかを洗い出し、目的の優先順位を定めましょう。そうすることで、選択肢を広げることにも繋がります。
求人内容は隅々まで確認する
転職活動をする際に、必ず求人票に目を通すことになりますが、ここでも細部にまで目を凝らし、確認を怠らないようにすることが大切です。チェックする項目として、まずは企業の特徴や強みを知り、自分のJavaエンジニアとしての働くスタンスとマッチする企業なのかどうかを把握する必要があるでしょう。企業のモットーや実績も調べておくと、どのようなことに重きを置いている企業なのかを知ることができます。求人票の求人概要からは、これらの企業の情報が読み取れ、応募者へ伝えたい内容が記載されているため、ぜひ確認してみてください。
また、募集する役割やポジション、求められる開発経験やスキル、求める人物像などの応募要件にもしっかり目を通しておきます。特に、Javaエンジニアの場合は、開発環境やフレームワークについて記載されている項目の確認が必須です。開発環境の項目には、たとえば開発部門の特徴や開発実績、開発支援ツール、開発手法などが記載されており、保有するスキルで応募できるのかどうかが分かります。また、Javaはフレームワークの種類が多く、もし使えなければ新たにスキルの習得が必要となるかもしれません。Javaは、さまざまな開発現場で使用されるため、「Javaエンジニアの求人」と一括りにしてしまっては、ミスマッチの原因となりかねません。開発環境とフレームワーク関連の情報は、しっかり求人票で確認するようにしましょう。
